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材料の選定は実際に見て300年以上経過した目の詰んだ粘りけのあるものを選ぶ。
木心を見極め神輿のどの部分に使うかを決める。

製材を終え約10年ねかせた材木を各部材の寸法に合わせ墨付けを行い切断する。



神輿の形を造りだす材木が神輿に生まれ変わる最初の工程。
この作業は様々な道具と木地師の技によって台輪・胴・鳥居・井垣・斗組み・屋根など部品ごとに製作し仮組みを行い次の工程にまわす。

組みを終えた神輿を解体し、屋根・台輪は、下処理を行い木の継ぎ目を割れないようにして蚊帳を張り下地(砥粉と漆を混ぜた物)をヘラ付けし乾燥させ水研ぎをする下地はこの塗り・研ぎの工程を数回繰り返し硬く丈夫な下地を作り中塗り漆を塗り乾燥させる。



神輿の飾り金具を製作する為、各部に合わせた型紙を製作する。

様々な彫刻刀を使い彫師の手により一枚の木が躍動感のある彫刻へと生まれ変わる。



中塗りを終え乾燥した部分を水研ぎして、通し刷毛(漆塗り専用の道具)を使い上塗り漆を塗り温度・湿度を調整した乾燥室に入れほこり等つかない様、細心の注意を払い乾燥させる。

型紙にあわせた真鍮板に鏨などを使い柄を刻んで金メッキを施し完成する。



漆塗りを終えた神輿に、漆を刷り込み箔ばし(金箔押し専用の道具)を使い一枚一枚張綿で押さえ乾燥させ、綿や刷毛を使い仕上げる。

すべての工程を終え飾り金具を取り付け組み立て神輿の完成となる。

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